日本の力をみせるとき

愛知県の「緊急事態宣言」により、幼稚園も4月10日~5月6日まで休園となりました。仕事をどうしても休めないご家庭のお子様を預かる「わいわいくらぶ」のみ行っています。もちろん感染症拡大防止のため、「手洗い・うがい」を励行し、「三密」を避けるように部屋や屋外で活動しています。また出勤者7割削減の要請があり、日直・預かり保育担当で1日5名の教諭が出勤し、毎日交代で仕事をしております。

今日のニュースで、サッカー選手の三浦知良さんのホームページに掲載された言葉を知りました。その内容に感動し、涙が出てきました。ぜひ、皆さんに紹介したいと思います。今はみんなが苦しく大変なときですが、きっと新型コロナウイルス終息の日がやってきます。それまでお互いに頑張りましょうね。

日本の力をみせるとき  三浦知良

“サッカー人として” 2020年4月10日(金)掲載のホームページより抜粋

すべての行動が制限されているわけでない緊急事態宣言は「緩い」という声がある。でもそれは、日本人の力を信じているからだと僕は信じたい。きつく強制しなくても、一人ひとりのモラルで動いてくれると信頼されたのだと受け止めたい。

戦争や災害で苦しいとき、隣の人へ手を差し伸べて助け合ってきた。暴動ではなく協調があった。日本にはそんな例がたくさんある。世界でも有数な生真面目さ、規律の高さ。それをサッカーの代表でもピッチでもみてきた。僕らは自分たちの力をもう少し信じていい。日本人はこういうとき、「やれるんだ」と。

「都市封鎖をしなくたって、被害を小さく食い止められた。やはり日本人は素晴らしい」。そう記憶されるように。力を発揮するなら今、そうとらえて僕はできることをする。ロックダウンではなく「セルフ・ロックダウン」でいくよ。

自分たちを信じる。僕たちのモラル、秩序と連帯、日本のアイデンティティーで乗りきってみせる。そんな見本を示せたらいいね。